送迎サービスの安全に対する私たちの取り組み
三ヶ根運輸グループでは弊社運転手向けに、企業送迎・従業員送迎などの運行において、遅刻や車両トラブル、事故災害など業務中に発生しうるあらゆる可能性に備え、緊急時対応マニュアルを整備しています。
本ページでは、当社が送迎業務において想定している緊急事態と、基本的な対応手順をご紹介します。
※本ページは一般公開用に編集した概要版です。
実際の業務では、社内規程および個別の緊急連絡体制に従って対応します。
三ヶ根運輸株式会社
送迎ドライバー 緊急時対応マニュアル
請負・派遣共通
基本原則
安全確保 → 速やかな連絡 → 正確な報告 → 指示に従う → 記録を残す
本書は、遅刻、事故、故障、忘れ物、身だしなみの指摘など、通常運行とは異なる事態への初動基準です。
契約・法令上の責任分担は、各業務の契約内容および会社の 指示を優先します。
1. 緊急時の共通ルール
- まず人命と二次事故防止を最優先する。
- 必要に応じて119番・110番へ連絡する。
- 会社へ速やかに第一報を入れる。
- 請負・派遣それぞれの連絡ルートを守る。
- 自己判断で示談、賠償、運行変更等を約束しない。
- 発生時刻・場所・状況・対応を記録する。
第一報で伝えること
いつ/どこで/何が起きた/乗客数/けが人の有無/車両状態/現在の安全状態/運行への影響。
2. 朝、寝坊した・出勤時間に間に合わない
- 遅れると分かった時点で、直ちに会社の指定連絡先へ電話する。
- 現在地と到着見込み時刻を伝える。
- 寝坊を含め、事実を正確に伝える。
- 無理に間に合わせようとして速度超過・危険運転をしない。
- 代替運転手・運行継続等は会社の指示に従う。
第一報で伝えること
『○時○分出勤予定ですが、現在○○におり、○分ほど遅れる見込みです。送迎への影響が予想されます ので、対応についてご指示をお願いします。』
禁止事項
遅刻を隠す/連絡を後回しにする/自分で代替運転手を決める/危険な運転で急ぐ。
3. 送迎業務開始前の交通事故(通勤途中)
- 負傷者の救護と二次事故防止を優先する。
- 必要に応じて119番・110番へ連絡する。
- 会社へ速やかに連絡し、出勤・送迎への影響を伝える。
- 相手方とその場で示談や賠償を約束しない。
- 警察・保険会社・会社等の指示に従う。
注意
通勤中の事故と業務中の事故では扱いが異なる場合があります。自己判断で会社への報告を省略しないこと。
4. 派遣先・受託先から身だしなみを注意された
4-1. 共通
- 言い訳や反論は絶対に行わないこと。
- まず落ち着 いて指摘を受ける。
- その場で改善できるものは速やかに改善する。
- 注意内容を会社へ報告する。
- 同じ指摘を繰り返さないよう自分でも確認する。
4-2. 請負の場合
- 受託先からの注意を受けた場合、適切に対応し、会社の責任者へ報告する。
- 契約内容や会社の責任範囲について、ドライバー個人で勝手に回答・約束しない。
4-3. 派遣の場合
- 派遣先の就業上・接遇上のルールに従い、まず改善する。
- 基準や就業条件に疑義がある場合は派遣元へ確認する。
- 派遣先と個人的に言い争わず、会社へ報告する。
5. 送迎中に交通事故を起こした
- 安全な場所へ停止し、二次事故を防止する。
- 乗客の負傷状態を確認する。
- 必要に応じて119番・110番へ連絡する。
- 会社へ第一報を入れる。
- 相手方と過失割合・示談・賠償を約束しない。
- 乗客へ不用意な発言をせず、落ち着いて対応する。
- 警察・会社・保険等の指示に従い記録を残す。
第一報で伝えること
『○時○分、○○市○○で事故。乗客○名。けが人○名/現時点で確認できず。車両は自走可能/不可 能。現在、安全な場所で停止しています。』
6. 送迎中に車両故障が発生した
- 安全な場所へ停車し、周囲へ注意を促す。
- 乗客の安全を確認する。危険場所では不用意に車外へ出さない。
- 会社へ連絡し、場所・故障内容・乗客数・車両状態を伝える。
- 必要な支援・ロードサービス等は会社の指示に従う。
- 煙・火災・燃料漏れ等がある場合は避難と119番を優先する。
- 代替車両等は会社 の指示に従う。
禁止
異常を無視して走る/無理に運行する/自己判断で修理する/危険な場所で乗客を降ろす。
7. 車庫帰着後の残留確認
7-1. 人を降ろし忘れていた
最優先 乗客の安全・体調を確認し、直ちに会社へ報告する。緊急性があれば119番等を優先する。
- 『誰も残っていない』と決めつけず、車内最後部まで確認する。
- 残留した乗客を放置・施錠しない。
- 発見時刻・状況を正確に報告する。
7-2. 忘れ物
発見場所・時刻を記録する。財布・スマートフォン等を不用意に確認・撮影・SNS投稿しない。
会社の忘れ物管理手順に従う。本人への連絡も会社の指示に従う。
8. 運行前点検で故障・不具合を発見
- その車両で運行してよいか自己判断しない。
- 警告灯・異音・異臭・損傷等を確認する。
- 会社の責任者へ直ちに報告する。
- 必要に応じ整備担当の確認を受ける。
- 運行可否・代替車両は会社の指示に従う。
原則
『昨日は問題なかったから大丈夫』は禁止。運行前に異常を発見した時点で報告する。
9. 運行終了後の報告と傷の発見
異常を放置して次の乗務へ回さない。会社へ報告し、必要な点検・整備につなげる。警告灯、異音、異臭、タイヤ、灯火、ドア、ミラー等、具体的に伝える。次の運転者へ未報告のまま引き継がない。
- 自分が付けた・他人が付けたとその場で断定しない。
- 傷の位置・大きさ・状態・発見時刻を確認する。
- 会社へ直ちに報告する。
- 必要に応じて写真等で記録する。
- 接触の可能性がある場合も隠さず報告する。
10. 乗客対応・道路状況・苦情
10-1.乗客の急病
安全な場所に停車し、必要に応じて119番連絡、会社へ報告する。
10-2. 悪天候
安全最優先。無理な進入を避ける。
10-3. 苦情
感情的にならず話を聞く。要件を会社へ報告し、個人で約束しない。
11. 変更・連絡ルール
運行計画と異なる変更は自己判断しない。請負・派遣の連絡系統を守る。受託先要望は会社へ報告する。派遣先ルールに従い改善と報告を行う。
12. 緊急時の電話報告テンプレート
- 自分の氏名・車両
- 発生時刻
- 発生場所
- 何が起きたか
- 乗客数・けが人の有無
- 車両が動かせるか
- 現在の安全状態
- 119/110への連絡状況
- 運行への影響
- 現在行っている対応
13. 最後に
緊急時に最も重要なのは、『自分一人で何とかしよう』としないことです。小さな異常でも早く正確に報告 することで、会社として適切な対応を取ることができます。問題を隠したり、報告を遅らせたり、自己判断で処理したりすることは、最初は小さな問題を大きなトラブ ルへ発展させる原因になります。
三ヶ根運輸グループの基本
安全確保 → 速やかな連絡 → 正確な報告 → 指示に従う → 記録を残す
